監査法人で働きながら副業する公認会計士たち【副業する意味とは】

こんにちは。

 

先週の株式相場は日本、アメリカとも大きく値を上げました。

アメリカの大統領選は民主党のバイデン候補で決まりそうですが、上院と下院とも民主党が多数派を占めるトリプルブルーは回避される見込みが高くなったことから、これを好感してNYダウは今週だけで1,900ドル近くも値を上げました。

日本でも円高が進んでいるにもかかわらず好調なアメリカやヨーロッパ市場にけん引されて日経平均が29年ぶりの高値を付けています。

 

私が保有する有価証券に対する含み益も大きく増えましたので、今週末はホクホク気分で過ごしています。

 

そんな私のプロフィールは以下のとおりです。

 

  • 90年代後半に第二次試験に合格し、大手監査法人に入所
  • 監査業務を中心にIPO支援、その他コンサルティング業務にも従事
  • バックオフィス系部署や地方事務所での勤務、大手監査法人間での転職も経験
  • ほぼ規定年数でシニアマネージャまで昇進

 

 

最近、従業員のスキルアップを期待して副業を認める企業が増えていますが、皆さんは副業することを考えたことがありますか?

 

私はリーマンショック後に各監査法人で吹き荒れたリストラの嵐を目の当たりにして、監査法人で得られる給料だけを頼りにするのは危険だと思い、収入を分散させる目的で複数の副業を行うようになりました。

 

監査法人で働く会計士の中には独立開業のお試しで副業される方やスキルを得る目的で副業されている方もいらっしゃるようです。

 

今回はそんな副業について考えてみたいと思います。

 

監査法人で働く会計士たちの副業

監査法人で働きながらも以下のような副業をされている方がいます。

投資

私も株式投資と不動産投資を行っていますが、同じように投資を行っている方も多いのではないでしょうか。

 

監査法人で勤務しているとクライアントの株式や債券は購入できません。

また株式を保有する企業が監査法人を変更して突然クライアントになり、保有する株式の処分を求められることもあります。

このようなことから個別銘柄への投資はやりにくいので、私はもっぱらインデックス投資に徹しています。

 

インデックス投資の良いところは基本的にほったらかしができるところです。

私の場合は自動で毎月定額の積立投資をしているだけで、今年の3月のように指数が暴落した際には手動で追加投資する程度です。

でもこれだけでも毎年少なくない額のキャピタルゲイン(売却していないので正確には評価益)を得ることができています。

 

また都内に投資不動産を所有しており、この物件から家賃収入も得ています。

投資不動産の場合、客付けで苦労することも多いのですが、私の場合は不動産屋に任せきりで今のところはうまくいっています。

入居者からのクレーム対応などもすべて不動産屋が行ってくれていますので、ほとんどほったらかしで毎月一定の収入を得ることができています。

 

※投資は自己責任でお願いします。

資料作成等の下請け

監査法人で勤務しながら休日等を利用して同業者の資料作りを手伝ったりして、収入を得ている方もいます。

 

独立開業されている人はいつも忙しそうにしています。

うまく平準化できていればいいのでしょうが、たまたまスポット業務を複数請け負うなどした場合はてんてこ舞いになってしまうようです。

そんな時は作業の一部を外注に回すようなのですが、その中には監査法人で働く会計士たちもいるようです。

 

手が欲しい独立開業した会計士とお小遣い稼ぎしたい監査法人で働く会計士の双方がウィンウィンの関係ですね。

 

自分も副業をしてみたいと思う方は、独立開業している知人に相談してみるといいと思います。

Youtuber

最近YouTube上で動画を配信している公認会計士が増えましたね。

 

面白い動画を作ることができそうなら、副業でYouTuberをやってみるのも面白いかもしれません。

でも広告料収入は動画一再生あたり0.1円くらいといわれているようですので、それなりの収入を得ようと思うとかなりの再生数を稼がないといけません。

 

独立開業されている方の中には広告料収入というよりも、自分を売るためのツールとしてYouTubeを利用している方も多いようです。

 

でも監査法人に勤務しながら実名、顔出しで動画を配信する場合は注意が必要です。

個人で本の執筆等をする場合も届け出が必要なケースもありますので、動画配信を考えているなら規程等をしっかり確認しておくことをおすすめします。

飲食店経営

知人に監査法人で勤務しながら飲食店のオーナーになっている人がいます。

 

その方の友人が飲食店を出すにあたり出資を募ったようなのですが、共同経営者となられています。

コロナ禍の現在は苦戦しているようですが、これまでにも十分なリターンが得られていることから、状況が好転するのを気長に待っておられるようです。

 

監査法人で働く会計士で飲食店経営のノウハウを持っている人は少ないと思いますので、この方のケースでは、良い共同経営者と組めたことが勝因だったように思います。

とはいえ会計士の視点からアドバイスできることもたくさんあるでしょうから、運だけでもなかったとも思います。

 

監査法人で働く会計士たちの中には、投資や同業者の手伝い、動画配信、飲食店の共同経営などの副業をやっている人もいる

 

監査法人は副業OK?

監査法人の規程で副業を禁止していることもあるので実際に副業をする際には、務めている監査法人の就業規則等を確認するようにしてください。

ただし規程上は競業や法人名称の使用を禁止しているだけで、監査法人と競業することのない副業までは禁止されていないことが多いようです。

 

また副業するなら事務所にバレずにやりたい人がほとんどだと思います。

そのような人は副業による収入が多いと住民税の納税額から事務所に副業していることがバレる可能性があるので、ある程度所得が見込める場合は名義をうまく分けるなどして慎重に行うようにしてください。

 

副業は収入を分散させる意味で有効です。

でも収入を分散させる以外にも、副業はスキルや経験を得るためにも使えます。

例えば将来独立開業を目指している人は、副業として知人の業務を手伝うことによって、監査法人で勤務しながら独立開業のお試しを行うことが可能です。

 

でもお試しはどれだけやってもお試しでしかありません。

 

入り口を少し経験するだけなら副業でも構わないと思いますが、真に独立開業を目指すならやはり不退転の決意をもって事業を開始すべきだと思います。

 

副業は経験の場にもなりえる。でも本業にすることしか得られないスキルや経験もあるので、過信は禁物

 

まとめ

副業は収入を分散させる意味では非常に有効な手段だと思います。

特に株式投資や不動産投資ならやり方次第でほとんど手間を掛けず収入を得ることができると思います。

 

一方でスキルや経験を獲得することを目的として副業する場合には注意が必要です。

片手間で行う業務から得られるスキルや経験は、限定的ですので過度に傾倒して本業に影響を及ぼすようでは本末転倒です。

 

そういう意味では副業は気分転換やお小遣い稼ぎを目的にやる程度にしておくのが良いのではないかと思います。

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