転職にまつわる不安【監査法人で働く公認会計士の転職】

こんにちは。

 

新型コロナウィルスによる感染拡大が止まりません。

3日連続で一日の感染者数が最多を更新し続け、14日は全国で1,739人、東京は352人の方が新たに感染していたことが判明しました。

気温が下がり空気が乾燥するようになってウィルスの生存期間が長くなる一方で、鼻やのどの粘膜が乾燥することによって、ウィルスを排除する力が弱ってくることが原因のようです。

各種GOTOキャンペーンなど政府が外出することにお墨付きを与えた形になったことも感染者数の増加の原因になったともいわれています。

 

傷んだ経済を立て直せなければ今度は自殺者の増加が懸念されますので、感染対策と経済再生を両立させないといけないのですが、まだ当分は難しいかじ取りが続きそうです。

 

私も三密は避けるなど自分でできる感染対策には万全を期したいと思います。

 

そんな私のプロフィールは以下のとおりです。

 

  • 90年代後半に第二次試験に合格し、大手監査法人に入所
  • 監査業務を中心にIPO支援、その他コンサルティング業務にも従事
  • バックオフィス系部署や地方事務所での勤務、大手監査法人間での転職も経験
  • ほぼ規定年数でシニアマネージャまで昇進

 

 

転職のことを考えるとき、不安にならない人はいないと思います。

私は今回の転職が2回目になるのですが、それでもやっぱり不安を感じるときがあり、転職のことを考えることから逃げ出したくなることもしばしばです。

でも不安だからといって目を背けていても何の解決にもなりません。

 

そもそもこの不安はいったいどこから来る不安なのでしょうか。

今回は転職にまつわる「不安」について掘り下げてみたいと思います。

 

何に不安を感じているのか

転職のことを考えるとき、以下のようなことに不安を感じることが多いように思います。

希望する仕事が見つからないかもしれない

そろそろ監査法人での仕事に見切りをつけて退職したいのだけれど、次の希望する仕事がなかなか見つからないのではないかと不安を感じて、最初の一歩が踏み出せない人も多いのではないでしょうか。

 

監査法人に入って3年もすれば監査にも慣れてきます。

だんだん仕事がルーティンワークになってきて、変化に対する耐性が低下してくるのも、この頃からだと思います。

 

新しいことを始めようとするときに不安を感じない人はいませんので、転職のことを考えたとき、不安に感じるのは当然のことです。

この不安に負けて現状維持を選んでいても問題は何も解決しません。

 

実際に転職活動してみると分かることですが、公認会計士向けの求人は皆さんが思っているより世の中にたくさん存在しています。

例えば以下のリンク先をみてください。

 

検索結果

 

求人情報の中から公認会計士向けの求人情報を検索した結果なのですが、本日現在でも700件以上の求人が存在していることが確認できます。

 

これだけあれば条件を満たす転職先だってきっと見つかるのではないでしょうか。

収入が減ってしまうかもしれない

監査法人で働いていると多い人ならスタッフで600万円、シニアで800万円くらいの年収を得ていると思います。

これが転職することによって、減ってしまうのではないかと不安に感じている人もいると思います。

 

でも先ほどのリンク先の会計士向けの求人情報をいくつか確認してみてください。

監査法人よりも高給が得られる仕事も少なくないことが分かると思います。

また英語力などプラスアルファの能力があれば、びっくりするくらいの年収を狙うことも可能ですので、必要以上に年収ダウンを恐れることはありません。

 

一方で独立系の会計事務所などの中には給与条件が良くないところもあるのは事実です。

でも必要なスキルを獲得するための転職なら年収ダウンは将来への投資と考えるべきです。

独立開業を目指すなら、他の会計士と差別化を図れるようなスキルを身に付ける必要があります。

このようなスキルならお金を払ってでも身に付けるべきなのですが、少ないとはいえ給料をもらいながらスキルを獲得できるなら、これ以上のことはないはずです。

期待に応えられないかもしれない

自分は監査の経験しかなく、会社が寄せる期待には応えることができないのではないかという不安を感じている人も多いように思います。

 

確かに一般事業会社が公認会計士を雇うのは、目的があってのことですので、その期待に応える必要はあるかと思います。

でも難関試験を突破し、監査法人に入所して監査を一通り経験してきた会計士なら、大抵のことには対応できるのではないでしょうか。

 

例えば私は実務で会計伝票を起票したことはありませんが、そんなものはすぐに覚えられると思っています。

あるいは私は申告書を作ったことはありませんが、時間を掛けて調べるなどすれば、すぐに申告書を作れるようになると思っています。

 

繰り返しになりますが、新しいことを始めるときは誰でも不安は感じるものだと思います。

でもこれまでやってきたことを考えれば、次に新しいことを始めても、きっと対応できるはずだと思います。

 

新しいことを始めるときは誰しも不安を感じるもの。必要以上に不安を恐れる必要はない

それでも不安を感じるなら

転職のことを考えるとき、不安になるのは正常性バイアスが働いているだけで、実際はほとんどのケースで不安に感じることはないと思います。

でもそれでも不安に感じるなら、以下の方法を試してみることをおすすめします。

味方になってくれる人を探す

転職を考えていることは誰にも話さず、たった一人で転職活動に取り組んでいる人もいると思います。

自分のことを強く信じることができる人なら不安など感じることはないのかもしれませんが、そうでなければ一人で戦っている人ほど不安を感じることが多いようです。

 

そんな人は自分の味方になってくれる人を探すべきだと思います。

両親や兄弟、親友などであれば、100%あなたの味方になってアドバイスしてくれるはずです。

転職のことを考えると不安を感じるという人は、これらの人に相談してみるといいと思います。

 

でも親兄弟に余計な心配を掛けたくないという人も多いのではないでしょうか。

そんな人は転職エージェントを利用すればいいと思います。

転職エージェントが両親や兄弟、親友ほどあなたに寄り添ってくれることはありませんが、それでも転職の成功という同じ目標に向かって懸命にサポートしてくれます。

転職の時に感じる不安を少しでも和らげたいなら、積極的に転職エージェントを利用するようにしてください。

次の仕事が見つかるまで退職しない

以下の記事でも書きましたが、私はシニア時代に勢いだけで監査法人を退職したのですが、知人に助けてもらい命拾いしたことがあります。

他の監査法人への転職は意味があるのか【考えなしだと失敗する】
こんにちは。 私はシニア時代に大手監査法人間で転職したことがあります。 転職した理由は、部門の方針が私に合わないと感じたことでした。 今考えるとかなり恥ずかしい。 「若気の至り」というやつですね。 そん...

 

このときに在職中に次の仕事を見つけることの大切さを身をもって経験しました。

 

退職した後、次の仕事がなかなか決まらなければ、不安のどん底に叩き込まれてしまいます。

でも在職中であれば、それほど強い不安を感じることなく、じっくり次の仕事探しを行うことが可能です。

 

在職中に転職活動なんてできるのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、転職エージェントは平日の夜や休日でも対応してくれますので、やってみると意外にできてしまうものです。

 

精神的に安定しながら転職活動に取り組みたいなら、次の仕事が見つかるまでは絶対に退職しないようにしてください。

 

味方を付けて、次の仕事が見つかるまで退職しなければ、不安はかなり軽減される

出戻るという選択肢もある

普通の会計士は監査法人に残っても先はありませんので、決しておすすめしませんが、転職後にどうしても監査法人に戻りたくなったら、出戻るという選択肢も残されています。

 

「飛ぶ鳥後を濁さず」ではありませんが、よほどひどい辞め方をしていなければ、再度受け入れてもらえる可能性は十分にありますし、実際に退職した監査法人に出戻った人を知っています。

 

転職に失敗したときは出戻ることができるということを意識しておくと、転職時の不安はずいぶん和らぐのではないでしょうか。

 

円満退職していれば、古巣に出戻るという選択肢も残されている

まとめ

普通の公認会計士が監査法人に居残ってしまうと、ほぼすべての人が居場所を失うことになってしまうでしょう。

このことを考えると、不安だからといっていたずらに監査法人に居残ってしまうことが最大のリスクになってしまうことは明白です。

 

40代の私は転職活動で苦戦しています。

後輩の皆さんには同じ苦労を味わってほしくはありません。

どうか市場価値の高いうちに、次のキャリアを見つけるようにしてください。

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