公認会計士がフリーランスになる【独立開業と何が違うのか】

こんにちは。

 

早ければ繁忙期明けにも退職かと考えていたいのですが、新型コロナウイルスの影響で身動きが取れません。

でも逆に考えるとこれはチャンスかも。

開店休業状態の今、時間だけはたっぷりあるので、思考をさまざまに巡らせています。

 

 

そんな私のプロフィールは以下のとおりです。

 

  • 90年代後半に第二次試験に合格し、大手監査法人に入所
  • 監査業務を中心にIPO支援、その他コンサルティング業務にも従事
  • バックオフィス系部署や地方事務所での勤務、大手監査法人間での転職も経験
  • ほぼ規定年数でシニアマネージャまで昇進

 

私の友人でフリーランスとして働いている人がいます。

その友人は会計士ではないのですが、自分のアイデアをビジネスにして、お金を稼いでいます。

 

友人は企業に属していませんので、自分の好きなように働き方や働く時間を決めており、周りから見ているととても自由にやっているように見えます。

フリーランスと聞くと、収入が不安定な働き方のようにイメージしてしまうのですが、その友人は多少のデコボコはあるものの、安定して収入を得られているようです。

 

そんな彼をみていると、フリーランスという働き方もいいなと思います。

 

「公認会計士がフリーランスとして生きる」

今日はこれについて掘り下げてみたいと思います。

 

フリーランスの仕事

一般的にフリーランスとして働ける仕事には以下のようなものがあります。

  • エンジニア
  • Webデザイナー
  • 編集者・ライター
  • イラストレーター
  • 映像制作・ディレクター
  • ユーチューバー
  • インスタグラマー
  • 通訳・翻訳
  • コンサルタント
  • 事務作業(データ入力など)

 

会計士の資格や経験をできるだけ生かすことを考えると、上記の中だとコンサルタントが考えられますね。

また公認会計士として会計や監査、管理、経営などをテーマにした企業研修を請け負いうフリーランスの講師なども考えられます。

あるいは勝間和代さんや平林亮子さん、山田真哉さん、松岡由起子さんのように、執筆やコメンテーターの仕事を頑張るというのもあります。

コンサルタント

ニーズがあれば何でも考えられますね。

業務プロセス改善、決算早期化、管理体制高度化、内部統制構築、内部監査制度立ち上げなどは会計士なら多くの人がデリバリできるのではないでしょうか。

人脈がなければ仕事を見つけるのが大変そうなイメージですが、最近では以下のようなプラットフォームもあり、人脈のない人でも簡単に仕事を見つけられそうです。

 

会計士.job

 

この記事を執筆している時点で

  • 上場準備会社(IPO)の内部管理体制構築支援(2020年5月~12月)
  • IPO準備会社の規程整備(2020年5月~6月)
  • IPO準備会社の内部監査業務(2020年5月~12月)

などの案件が紹介されています。

 

もう少しレベルの低そうな案件なら、以下のようなプラットフォームを利用するのも良さそうです。

クラウドソーシングのCraudia(クラウディア)!!

Lancers

CrowdWorks

単価が低いものが多いのですが、会計士なら誰でもできそうな案件が掲載されています。

フリーランス講師

昔、事務所のソフトスキル系の研修を受講したことがあるのですが、講師の方はフリーランスとして数多くの企業研修を実施されている方でした。

会計士が講師をするなら、会計や監査、管理、経営といったテーマが考えられますが、これらのテーマは企業研修のニーズがそれなりにありそうです。

ただやはりどうやって案件を見つけるかが課題ですね。

 

こちらも以下のようなマッチングサイトがありますので、人脈がなくても仕事は見つけられそうです。

比較biz

 

あるいは要求水準は高そうですが、(株)リクルートの関係会社で以下のような業務委託を行っているようですので、こんなのにチャレンジしてみるのも面白いかもしれません。

研修講師・トレーナー募集(業務委託)

経理財務のアウトソーサー

経理財務業務のアウトソーサーになるのも面白そうです。

従業員数名のスタートアップ企業では、経理や財務など間接業務を行う従業員を置けない企業もたくさんあります。

これらの企業の経理や財務などの間接業務を一手に引き受けるアウトソーサーの仕事もフリーランスの仕事として成立しそうです。

ただし委託企業は間接業務を丸投げしたいと思うでしょうから、経理財務だけではなく、労務人事や総務など幅広く間接業務全般のサービスを提供できる必要がありそうです。

 

またプラスアルファで付加価値を付けられれば、激しい競争に巻き込まれずに済むかもしれません。

執筆、コメンテーター

会計士や元会計士の方でメディアに露出されていて、有名になった方もいらっしゃいますね。

勝間和代さんや平林亮子さん、山田真哉さん、松岡由起子さんなど。

 

これらの仕事は、やりたいからといってすぐにできる仕事ではありません。

インスタなどのSNSやYoutubeなどの動画サイトを足掛かりにして露出を増やし、本や雑誌の執筆やコメンテーターの仕事の依頼が来るのを待つくらいしかないかもしれません。

 

コンサルタント、フリーランス講師、経理財務のアウトソーサー、執筆・コメンテーターなどは会計士の資格を活かすことができる

これって独立開業と同じ?

公認会計士がフリーランスとして生きていく方法をここまでつらつらと考えていて思ったのですが、独立開業されている会計士の皆さんと基本は同じですね。

 

独立開業して、記帳代行や税務申告の仕事をすること自体がフリーランスの仕事でした。

 

でも世の中のニーズは大きく多様化していますので、旧来型の会計事務所のサービスにこだわることは全くありません。

事務所を置かず、ネット上で仕事をするのもアイデア次第だと思います。

あるいはマッチングサイトをフル活用すれば、一年の中で半年だけ働くといった働き方を実現することができるかもしれません。

 

大事なのは旧来型の会計事務所のサービスにこだわることなく、新しいアイデアでさまざまなことにチャレンジしていくことなのだと思います。

 

フリーランスになるなら、旧来型の会計事務所のサービスにこだわる必要は全くない

非常勤の仕事で最低収入は確保

フリーランスとして生きていく上で一番心配なのが、収入だと思います。

その点、公認会計士は非常勤の監査の仕事ができるので、他のフリーランスの方と比べると圧倒的に有利ですね。

 

非常勤の仕事については、以下の記事で詳しく書きましたが、

監査法人の非常勤のお仕事【多様化する公認会計士の生き方】
こんにちは。 昨年、学生時代に一緒に公認会計士試験の勉強をしていた友人が、勤めていた監査法人を退職しました。 その友人はベンチャー企業支援の仕事に携わっていたこともあり、多くの中小企業経営者との親交があります。 そ...

 

公認会計士の非常勤の仕事は日給5万円くらいが相場です。

仮に年間100日も非常勤の仕事をすれば500万円の収入は確保できることになるのです。

 

型にはまらない生き方を望むなら、チャレンジしてみる価値はあると思います。

 

会計士は非常勤で最低限の収入が確保できるのは大きなアドバンテージ

まとめ

監査法人で働いていると、平日は仕事以外に時間を使うことはできません。

それどころか翌週の仕事のために、土日の時間も仕事で消えていくこともあります。

こんな生活をしていると「何のために生まれてきたのか」と思うこともあります。

定年後を夢見て頑張ってきましたが、何かが間違っているように思います。

 

稼ぎが良いといっても所詮は倍程度です。

その稼ぎで六本木のタワーマンションに住めるならいいですが、全然無理です。

 

なら収入は多少減っても、働きたい時間だけ働く、働きたい仕事だけやるというフリーランスとして生きる方が幸福感は大きいのかもしれません。

 

最悪なのは危機感なく監査法人で働き続けることです。

独立開業するのも、フリーランスになるのもスキルが必要なのですが、監査法人でいくら頑張っても、これらのスキルは身につきません。

私と同じように40代になってから居場所を失いたくないと思うなら、市場価値の高いうちに自身のセカンドキャリアについて真剣に考えてほしいと思います。

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