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監査法人からの転職でまさかの後悔!?【後悔しない転職のために】

こんにちは。

「書いている人」@CPABlogです(プロフィールはこちら)。

 

 

監査法人で働く公認会計士にとっても「転職」は人生における一大イベントですよね。

そんな転職だからこそ後悔したくないと思うのは当たり前のことだと思います。

中には「後悔するかもしれない」と思って、なかなか転職に踏み切れない人もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

人生における一大イベントである「転職」で後悔したくない。

そんな当たり前の望みをかなえるためには、いくつかのポイントに気を付ける必要があります。

後悔の原因

会計士が転職で後悔するとすれば、以下のようなことだと思います。

また監査がやりたい

  • 定年まで安心して働きたいので一般事業会社へ転職した
  • 独立開業するためのスキルを得るために独立系の会計事務所に転職した

このような場合、「また監査がやりたい」と思っても実現するのは難しいかもしれません。

特に上場企業の監査に関しては監査法人がほぼ独占していることから、監査法人を辞めてしまうと監査を続けることは難しいでしょう。

就職先が見つからない

以下の記事でも書いたのですが、私がシニア時代に勢いだけで監査法人を退職したときは、次の新しい就職口がなかなか見つからず、ずいぶん不安な思いをしました。

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この時はシニアになったばかりで年齢も若かったし、新しい仕事なんてすぐに見つかると思っていました。

でも現実は厳しく、いくつかの求人に応募してみるのですが採用してもらえず不安な日々を過ごしていました。

そんな毎日を過ごしていると「なぜ監査法人を辞めてしまったのだろう」と後悔することもありました。

転職先が思ったのと違う

新しい職場で働き始めてから後悔することだってあるかもしれません。

転職前に考えていた業務内容や待遇、社風などが思っていたのと違うということだって簡単に起こりえます。

  • 経理業務だけだと思っていたのに総務の仕事もやらなければならない
  • 完全週休二日だと思っていたのに、毎月一回土曜出勤がある
  • クレバーな感じだと思っていたのに意外と体育会系の社風だった

 

せっかく決まった転職先なのに、思っていたのと違うと後悔することだってあり得ます。

 

代表的な後悔は

  • また監査がやりたい
  • 就職口が見つからない
  • 転職先が思ったのと違う

の3点

 

後悔しないために

上記のような後悔をしないために以下のことを実践しなければなりません。

インチャージは経験しておく

監査法人を辞めるまでに一度はインチャージを経験しておくようにしてください。

もしまだインチャージの経験がないのなら、少し退職が早すぎるのかもしれません。

 

インチャージを経験する頃には、一通りの監査ができるようになっているはずであり、それ以降に監査法人を退職しても「やり残した」と後悔することはないはずです。

 

インチャージは金商法監査のインチャージでなくとも会社法監査のインチャージで十分です。

金商法監査は会社との調整がより高度になるだけで、開示などを除いて純粋に監査という観点から考えれば会社法監査と異なるところはありません。

従って会社法監査のインチャージで十分です。

 

そうすれば退職後も「一通りの監査はやった」と思えることから、「やり残した」と後悔することはないはずです。

退職前に転職先を見つけておく

パートナーに退職の意向を伝える前に次の仕事をしっかり決めておくようにしてください。

間違っても以前の私のように、次の仕事が決まっていないにも関わらず勢いだけで退職を口にするようなことはしてはいけませんw。

 

  • 今の仕事を続けながら次の仕事を見つけるなんて無理
  • あせらず退職後にゆっくり次の仕事を見つけたい
  • 半年くらい休んでから働きたい

このように考える人も中にはいるかもしれません。

 

でも次の仕事を決まっていない状態で無職になることは、想像以上に心細く不安なものです。

そんな精神状態で転職活動してもやりたい仕事なんて絶対に見つからないと思いますし、休暇だって心から楽しむことはできないはずです。

 

今の仕事を続けながら転職活動を始めるのは大変なことではありますが、退職後に後悔しないためにも、必ず次の仕事が決まってからパートナーに退職を伝えるようにしてください。

転職エージェントを利用

一人で転職活動に取り組んでいても集められる情報には限界があります。

また業務の内容や待遇について面接の場で交渉するのは難易度が高い話でもあります。

だからこそ私は転職エージェントを利用しています。

 

求人票には大雑把な業務内容しか記載されていないことがほとんどですが、より具体的な内容が知りたければ担当のキャリアアドバイザーに確認してもらいます。

業務内容や待遇面をもう少しなんとかして欲しい時にも、担当のキャリアアドバイザーに希望を伝えれば間に入り交渉だってしてくれます。

転職先の企業文化や社風、職場の雰囲気などは外部からはほとんど分からないものですが、転職エージェントはこれらの情報を持っていることも多いので、私は必ず確認するようにしています。

エージェントはミスマッチを何よりも嫌いますので、言いにくいと思われるような情報でも喜んで教えてくれるものです。

 

転職後に思っていたのと違うと後悔したくなければ、転職エージェントは積極的に利用すべきだと思います。

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後悔したくなければ

  • インチャージは経験しておく
  • 退職前に転職先を見つけておく
  • 転職エージェントを利用

の3点を実践する必要がある

出戻りもなくはない

監査法人を退職した後、どうしても監査法人に戻りたくなったら出戻る方法もなくはありません。

一般事業会社では一度退職してしまうと同じ会社に戻るのは難しいようですが、監査法人の場合、円満退職さえしていれば、出戻りを受け入れてくれるケースも多いようです。

 

実際あなたの周りにも出戻った人が何人かいるのではないでしょうか。

 

これは監査法人で働く人材の多くが公認会計士であることと関係があるように思います。

つまり人材に限りがあるため過去に問題を起こしていなければ退職者でも比較的簡単に受け入れているのだと思われます。

 

ただし出戻りはおすすめできる方法ではありません。

監査法人に出戻っても40代になれば居場所を失ってしまうことに変わりありません。

それくらいなら監査法人以外で新しい道を探すべきだと思います。

 

でも出戻りという選択肢があることによって思い切ったチャレンジができるというなら、それも悪くないとは思います。

 

出戻りという選択肢だってあるのだから積極的にチャレンジしてみてもいい

 

まとめ

監査法人に居残っても40代になれば居場所を失うことになり、取り返しのつかない後悔を味わうことになります。

だからこそ若いうちに転職して監査法人の外で活路を見出すべきだと思います。

 

転職して後悔する可能性はゼロではありません。

でも監査法人に居残ってしまうと100%後悔することになることは、もっと意識すべきだと思います。

このブログを読んでいる皆さんには、今できることを先送りすることなく、取り組んでほしいと思います。

 

 

 

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