公認会計士に転職エージェントは必要か【利用してみて思ったこと】

こんにちは。

 

パートナーになれるほど評価を得られない私は、今になって監査法人で居場所を失い、厳しい立場に追い込まれています。

 

そんな私のプロフィールは以下のとおりです。

 

  • 90年代後半に第二次試験に合格し、大手監査法人に入所
  • 監査業務を中心にIPO支援、その他コンサルティング業務にも従事
  • バックオフィス系部署や地方事務所での勤務、大手監査法人間での転職も経験
  • ほぼ規定年数でシニアマネージャまで昇進

 

パートナーになれずとも、定年まで監査を続けることができるなら、それはそれでよかったのですが、業界が持つ構造的問題のため、居場所を失うことになってしまいました。

 

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こうなるのが分かっていれば、もっと早くに別のキャリアを考えたのですが、がんばっていれば何とかなるだろうと甘く考えてしまい、この年齢になってしまいました。

40代でも特別なスキルがあれば転職も容易なのでしょうが、私は普通の会計士なので、今から転職するのは簡単ではありません。

 

そこで転職活動を行うに当たっては、転職エージェントの力を借りることにしました。

 

一人で戦うには限界がある

思うような転職を果たすためには、たくさんの求人情報を集める必要があります。

私がシニア時代に転職したときは、今のような転職サイトはなく、公認会計士向けの求人情報は、JICPAジャーナルに掲載されるものや公認会計士協会で紹介してもらうものくらいしかありませんでした。

 

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当時私は、これらから求人情報を集めていたのですが、興味のある仕事は数えるくらいしかありませんでした。

これでは思うような転職を果たせるわけがありません。

 

世の中にある公認会計士向けの求人情報をすべてテーブルの上に並べて、その中から最良と思われるものを選ぶからこそ、思うような転職が果たせるのだと思います。

 

また40代の普通の会計士ということで、転職市場での私の価値は低下してしまっています。

もちろんこれまでの経験などを一生懸命アピールするのですが、どうすれば自分を高く売れるか、知り尽くしているわけではありません。

自分を高く売るためのコツをよく知っている人に、アドバイスしてもらいながら、転職活動を進めなければ思うような転職は果たせないと考えています。

 

一人で転職活動を進めるのは、限界があります。いくら自分のことを客観視しても、主観から完全に逃れられるわけではありません。

自分のことを客観的に見てくれて、的確なアドバイスをもらえる味方とともに戦うからこそ、思うような転職が果たせるのだと思います。

 

転職エージェントを使えば、以下のような利点がある

  • たくさんの求人情報にアクセスできる
  • 自分を高く売る方法を教えてもらえる
  • 客観的な意見が聞ける

 

利用にあたっての不安

今回転職を考えるにあたっては、複数の転職エージェントを利用しています。

でも転職エージェントを利用することに抵抗がなかったわけではありません。

強引に転職を勧められるのではないかという不安

まず気になったのが、転職を強引に勧められるのではないかという点でした。

転職エージェントは、求人企業から利益を得ているわけですが、利用者が転職して初めて利益が得られます。

従って、利用者の事情などお構いなしに強引に転職を勧められるのではないかという不安がありました。

 

でもどの転職エージェントも、転職を強引に勧めてくるようなことはありません。

 

転職エージェントは、利用者と求人企業とのミスマッチを最も恐れています。

なぜならば、紹介した利用者が短期間で求人企業を辞めた場合、求人企業にペナルティを支払わなければならないからです。

なので真っ当な転職エージェントであれば、利用者の気持ちを無視して強引に転職を勧めることなど、ありえないことなのです。

 

現在は数多くの転職エージェントが存在しています。

これらの中で競争に勝ち残るためには、転職エージェントは利用者や求人企業から信頼を得られなければなりません。

自らの利益を優先し、ミスマッチな転職でも強引に勧めるようなことがあると、SNSやWebで悪い口コミが一気に広がってしまい、誰も利用したいとは思わなくなってしまいます。

だからこそ転職エージェントは、求人企業のみならず利用者の満足をも、大事にしてくれます。

 

私はこのことが理解できてからは、強引に転職を勧められるのではないかという不安はなくなりました。

 

転職エージェントは求人企業のみならず、利用者の信頼を大事にしてため、強引に転職を勧めることはない

相手にされないのでないかという思い込み

転職エージェントというとハイレベルな転職を扱っているというイメージがありました。

ヘッドハンティングみたいなやつですね。

 

なので私のような普通の会計士だと相手にされないのではないか、という思い込みがありました。

 

でも実際に利用してみると、全然そんなことはないことが分かりました。

 

今回の転職は、40代になってからの転職です。

転職市場での私の市場価値は決して高くはありません。

でも利用している複数の転職エージェントすべてで、誠実に対応してもらっています。

面談では、こちらの希望にも真摯に耳を傾けてもらっており、少なくともやり取りで嫌な思いをしたことはありません。

 

担当してもらっているキャリアアドバイザーが当たりだった可能性もありますが、少なくとも相手にされず不快な思いをするということはなさそうです。

 

会計士なら相手にされないことはなく、大事にしてもらえる

考えうるデメリット

今のところ転職エージェントを利用してみてデメリットというデメリットは感じていません。

でももしかすると以下のようなことはあり得るかも知れないと考えています。

 

転職エージェントは、利用者の味方で一緒になって転職活動を成功させようと尽力してくれます。

でも友人や妻、両親のように私のことを100%思っていてくれるわけではないことも事実だと思います。

 

なのでやり取りの中で、私の希望が高すぎて転職が成功しないと判断されるような場合は、希望を下げることを要求されるケースもあるのだろうと考えています。

でもこれはある程度仕方のないことで、もし譲れない部分があるなら、あらかじめしっかりとキャリアアドバイザーに伝えておくようにすることが大事なのだろうと考えています。

 

転職エージェントにも限界はある

まとめ

普通の会計士はパートナーにはなれません。

にもかかわらず行動を起こさず監査法人に居残ってしまうと、私と同じように40代になってから居場所を失うことになります。

あなたの周りでも、これと同じことが起きていますよね。

 

次にやりたいことが明確になっている人は、そう多くないと思います。

でもさまざまな情報を集める中で、自分の可能性に気付き、次にやりたいことが見つかるのだと思います。

 

最悪なのは何も行動を起こさず、無駄に年を取っていくことだと思います。

若いうちなら思うような転職が可能でも、年をとれば、難しくなってしまいます。

 

情報がない中で、モヤモヤしていても仕方ありません。

まずは転職エージェントに登録して、さまざまな情報を収集する中で、客観的な意見も聞きつつ、将来を考えてみてもいいのではないでしょうか。

 

私と同じように、いい案件が見つかるまで転職しないというのも自由なのだから。

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