監査法人を辞めてアーリーリタイアしたい【実現可能か考えてみた】

こんにちは。

 

6月11日に東京アラートが解除され、先週末には飲食店等に行っていた休業要請も事実上全面解除されました。

街を見ていても確実に人出が戻ってきているのが実感できますね。

有効な治療薬やワクチンが開発されるまでは、以前と全く同じというわけにはいきませんが、それでも感染予防に十分気をつけながら、元に戻せるところは徐々に元の生活に戻していきたいと思います。

 

 

さて皆さん突然ですが、「アーリーリタイア」ってご存知ですか。

 

私は最近までこのようなライフスタイルを知りませんでした。

そんな私のプロフィールは以下のとおりです。

 

  • 90年代後半に第二次試験に合格し、大手監査法人に入所
  • 監査業務を中心にIPO支援、その他コンサルティング業務にも従事
  • バックオフィス系部署や地方事務所での勤務、大手監査法人間での転職も経験
  • ほぼ規定年数でシニアマネージャまで昇進

 

「アーリーリタイア」とは定年前に仕事を退職することをいうのですが、十分な資金的裏付けを背景として自由な時間を過ごすライフスタイルのことをいいます。

 

今日はこの「アーリーリタイア」について、深堀りしてみたいと思います。

これまで転職を前提に考えてきましたが、食うに困らないならアーリーリタイアして自由な時間を過ごすのも悪くありません。

監査法人で40代まで働いてきた公認会計士である私はアーリーリタイアできるのでしょうか。

 

アーリーリタイアというライフスタイル

アーリーリタイアする理由はさまざまですが、経済的独立を果たし、それまで労働に費やしてきた時間を自分のやりたいことに使うというライフスタイルはとても魅力的に見えます。

アーリーリタイアを実現するためには、生涯食うに困らないだけの資金が必要なのですが、実践されている方は投資などで資金を増やされた方が多いようです。

中には時間を持て余してしまってアーリーリタイアしたことを後悔する人もいるようなので、自分の性格をしっかり見極める必要はありそうです。

 

私は一人で過ごす時間がとても好きで、やりたいことが後から後から溢れてくるタイプの人間ですので、アーリーリタイアして暇を持て余すということはなさそうです。

それにもしアーリーリタイアした後で、また仕事をやりたいと思うようなら、仕事を再開すればいいのだと思います。

大手監査法人に再就職するのは年齢的にも厳しそうですが、監査はこれまでさんざんやってきたので、もう十分です。

むしろ個人事務所を開業して、やりたくない仕事は全部断って、受けたい仕事だけ受けるような事務所をやっていくのも楽しそうです。

 

アーリーリタイアして暇を持て余す人もいる。でも暇を持て余すようなら資格を生かしてやりたい仕事だけすればいい

アーリーリタイアに必要な資金

監査法人でパートナーになれず居場所を失ってしまった私には、アーリーリタイアはとても魅力的に映ります。

ではアーリーリタイアを実現するためには、どれくらいの資金が必要なのでしょうか。

 

40代でアーリーリタイアした人のブログなどをみていると、五千万円程度の資金でアーリーリタイアされている方もいれば、二億円近くの資金を準備された方もいて、いったいどれくらいの資金が必要なのかよく分かりません。

仕方ないので、実際に我が家の家計から必要資金を考えていきたいと思います。

我が家の年間支出額

我が家では家計簿は作成していませんので、詳細な支出内容は把握できません。

そこで預金口座の残高の推移から年間の支出額を算定したのが以下になります。

 

支出額
2016年 570万円
2017年 910万円
2018年 610万円
2019年 560万円

 

2017年は車を買い替えたので一時的に支出が増えています。

その他は特別な支出や収入はありませんでしたので、ここ数年の我が家の年間支出額の平均は600万円くらいということになります。

生涯支出総額

私は現在40代です。

45歳男性の平均余命は36.10年ということなのですが、長生きしても大丈夫なように、余裕をみてあと50年生きると仮定します。

現在の生活水準を50年間続けるとすると支出総額は3億円(600万円×50年)ということになります。

 

3億円!

年金を考慮

現在の貯蓄が3億円あれば、今すぐ仕事をやめてアーリーリタイア生活に突入しても大丈夫ということになりますが、当然ながらそんな貯蓄はありません。

仕方ありませんので、将来受給予定の年金についても加味していきます。

日本においては少子高齢化が急速に進んでいくことが分かっていますので、年金制度が今のまま維持できるのか不明です。

本来なら年金はあてにせず、シミュレーションしたいところです。

しかしながら年金を加味しなければ、アーリーリタイアが実現できないのは明らかなので、仕方ありません。

 

毎年手元に届く年金定期便によれば、奥さんの分と合わせると今仕事をやめても毎年300万円程度の年金収入は見込めるようです。

仮に25年間年金を受給すると仮定すると、25年×300万円=7,500万円

 

これを支出総額3億円から差し引くと、残りは2億2,500万円ということになります。

 

残念ながら年金を加味してもなお、2億2,500万円という途方もない資金が必要ということが分かりました。

 

現在の生活水準を維持しながらアーリーリタイアするなら2億2,500万円もの資金が必要

アーリーリタイアは無理

我が家は奥さんも仕事を続けていますので、それなりに貯蓄はある方だと思います。

それでもあたりまえですが2億2,500万円もの貯蓄はなく、今すぐにアーリーリタイアするのは無理ということが分かりました。

 

アーリーリタイアを実現するためには、支出を減らすための「節約」が重要と言われているようですが、確かに現在の生活水準を維持してアーリーリタイアすることはできません。

でも生活水準を落としてまで、アーリーリタイアしたいかと言われると、それは少し違うように思います。

 

今後、子どもたちが学校を卒業し独り立ちするようになれば、養育費の支出はなくなります。

また年を取るにしたがって趣味嗜好が変化し、無理をすることなく自然と支出が減っていくことだってあるかもしれません。

 

アーリーリタイアを考えるのは、もう少し先延ばしにして、やはり今回は普通に転職活動を進めていくのが良さそうです。

 

会計士の収入があっても、生活水準を落とさない限りアーリーリタイアを実現するのは難しい

 

まとめ

残念ながら現在の私の貯蓄ではアーリーリタイアを実現することができないことが分かりました。

 

でも今回の検討を通じて、これまでとは違うライフスタイルについて知ることができました。

 

生活水準を落とすことができるならば、もう少し先でアーリーリタイアだって実現できるかもしれません。

あるいはフルタイムにこだわることなく、非常勤で働くセミリタイアという選択肢だってありそうです。

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これまで生活を豊かにするためにはお金は重要だと考えてきましたが、いくらお金があっても今のような生活を続けていては、いつまでたっても「幸せ」にはなれません。

無理して収入を優先させても良いことは何一つありません。

居場所を失ってしまった監査法人にしがみつき、クソだと思う上司に媚を売り、やりたくもない仕事を続けるのは、もううんざりです。

できるだけ早く毎日楽しんで働けるような次の仕事を見つけたいと思います。

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