こんにちは。
「書いている人」@CPABlogです(プロフィールはこちら)。
監査法人に勤めている会計士の多くが8月は長期休暇を取ると思います。
長期休暇前は休みが待ち遠しくて仕方なく、毎日ソワソワしながら過ごしたりするものです。
反対に長期休暇の最終日の夕方には憂鬱になる人も多いのではないでしょうか。
私も以前は長期休暇に限らず毎週日曜日の夕方になると翌日の仕事のことを考えて、憂鬱な気持ちになっていました。
どうして日曜日の夕方になると憂鬱な気持ちになってしまうのでしょうか。
ブルーマンデー症候群
私のように日曜日の夕方に、翌日からまた仕事をしなければならない現実に直面して憂鬱になることを「ブルーマンデー症候群」といいます。
日本では昔から日曜日の夕方にサザエさんが放送されており、この時間帯に憂鬱になる人が多いことから「サザエさん症候群」ともいうようです。
ブルーマンデー症候群の主な症状は何となく憂鬱な気分になるというものなのですが、症状がひどくなると全身がだるくなったり、頭痛や吐き気がしたり、眠れなくなったりすることもあるので侮れません。
仕事のストレスが原因で、仕事から解放される休日の終わりに「翌日からまた仕事をしなければならない」という現実を突きつけられて発症します。
対策
休日だからといって朝寝坊したり、一日中外出せず自宅に引きこもったりしていると、日曜日の夕方にブルーマンデー症候群の症状が強く出ることもあるようです。
なのでブルーマンデー症候群を回避するためには、休日もできるだけ平日と同じように過ごすことがポイントになります。
また月曜日に重要な仕事を入れないようにすることも大事です。
リモートワークが多い今なら調整は容易だと思います。
事前準備が必要なクライアントとのリモートでの打ち合わせなどは月曜日には入れず、火曜日以降に入れるようにするだけで日曜日の憂鬱な気分はずいぶん軽減されるものです。
特に月曜日の午前中は休日に届いたメールの整理など、比較的軽めの仕事に徹することをおすすめします。
根本的解決
休日の過ごし方や月曜日の仕事内容を見直すことによって、日曜日の夕方に感じる憂鬱を軽減することは可能です。
でもこれらの対策をいくら行っても日曜日の夕方に感じる憂鬱が完全に消えることはありません。
なぜならブルーマンデー症候群の根本的原因は「今の仕事を楽しめていない」ことにあるからです。
私もかつては休日の過ごし方を見直したり月曜日の仕事内容を調整したりして、日曜日の夕方に感じる憂鬱を何とかしようとしましたが、完全になくすことはできませんでした。
でも監査法人を退職して独立開業することを決意した日から日曜日の夕方も憂鬱にならなくなりました。
監査法人を辞めて独立開業することに対する不安が全くないわけではありません。
でも自分がやりたいことの準備を進めている今は、毎日ワクワクしながら過ごしています。
監査法人を退職する日はもう少し先ですが、日曜日の夕方も全く憂鬱を感じることがなくなりました。
日曜日の夕方に憂鬱になる人は、人生を楽しめていない可能性が大です。
年を取れば取るほど一年はあっという間に過ぎていきます。
楽しめない毎日を無意味に過ごすなんて、時間がもったいな過ぎます。
一度しかない人生なのだから、どうせなら毎日ワクワクするような楽しめる人生を目指すべきではないでしょうか。
まとめ
毎週日曜日の夕方に憂鬱になる会計士は多いと思います。
でもこれはみんなが感じている「当たり前のこと」ではありません。
楽しめない仕事に先はありません。
そこから抜け出すためには、あなた自身が行動を起こすしかありません。
皆さんが楽しめる人生を送れるようになることを切に願います。
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